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公開講演会 

                                

公開講演会は 時の人、著名人を呼んで、相互啓発のための講演会です。
場 所:偕行社(千代田区九段南4-3-7 翠ビル)3階 会場地図
日 時:公開講演会スケジュールによります。 午後1時半より3時 3時以降 懇親会。
会 費:会員 一般 3,000円 終了後の懇親会は各自自由 
参 加:会員以外でも自由です。         担 当 安東 達 


公開講演会予定 並びに実施内容
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成13年度
平成12年度
平成11年度
平成10年度
平成 9年度



 講演会風景
  
平成31年度
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
 

 










































 

平成31年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月15日 同志社大学ラグビー
     OB会会長

村口 和夫 氏
 「ラグビーと人生」
 第2回  9月20日  日韓合同授業研究会
        会員
波多野淑子氏
 「「韓国を尋ねて
     感じたこと」


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  







































「韓国を尋ねて感じたこと」
                          波多野淑子氏   平成31年3月15日  偕行社
波多野さんは堀川理事長の従兄弟である。
韓国に対する素直な気持ちからのアプローチで嫌味なく語る。
 日本人の大部分が韓国に対する蔑視が常識化されている。
 学校の先生時代、 在日カンコク人生徒の差別の苦しみが、動機で韓国の勉強、訪問が始まった。
韓国を人格を認めた、お話は素直に受け入れられる。
韓国は日本の植民地と言っていた。その通りだと思うが、日本贔屓の我が儘が常識化していることを思い知らされた感じであった。 どこの国の人でも人権に代わりはない。

「もれ村の子供たち」 朝鮮動乱前後の韓国の子供たち生活がリアルに絵がかれて一気に読んでしまった。                         ファン。ソギョン著 波多野淑子訳 







































「ラグビーと人生」  村口和夫 氏
                                         平成31年3月15日  偕行社
 











































 

平成30年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月16日 ファッションビジネス      学会会員
 二丸 雄策 氏
 繊維業界は
   今どうなっているか
 第2回  6月15日  樹東京都テニス協会
       会長
 伍堂 英雄 氏
 
  生涯青春を語る
第3回  9月27日 ァッションビジネス      学会会員
 
福永 成明 
 中高年は
  明るい色の服装を
 第4回  11月16日   中  止   .


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  















































「中  止」
                       
  
 





















































「中高年は明るい色の服装を」
             福永成明氏
 平成29年9月27日  偕行社
 
 
 














































「生涯青春を語る」 東京都テニス協会 会長 伍堂 英雄
                                         平成29年6月15日  偕行社
   テニスの出会いは氏の学んだ「学習院中学」に入学した時にはじまる。
 一学年上に「平成天皇」がテニス部に居られた。伍堂氏は「小学校」から学習院一筋で学ばれたが、幼稚園の時は「美智子妃殿下」と同じ幼稚園であったそうです。天皇家とは、同期、先輩、後輩の仲で今日まで親交が続いている。一昨年、天皇が心臓の手術をされ、回復後、元気になられ、軽井沢のテニスコートで最初の試合をされたのが伍堂氏。 手を抜いたら天皇はご機嫌が悪くなり、お分かりになるらしい。
 笑い話からお話しがはじまった。  社会人になり「東芝」入社後は海外を飛び回り「電力機器」事業部畑を歩き、本社の要職を勤めながら「テニス」界の発展に寄与されてきたが、退社された後、東京テニス協会会長に就任され、今日まで、元気に会長職を、全うされている。
  レジュメに「日本のテニス概要」を参加者に配布し、テニスの世界の歴史、日本の歴史、現況、これからの日本のテニス界がどうなっていくか、等々、ユーモアを交えて、お話し戴いた。
 公演の最後に、人生哲学として、テニスを通じて学び、人生に役立ったことは「何事もあきらめない」の精神で生き、今日の人生がある。 今でも週に一回は「ラケット」を振っている。健康の原点はテニスの“おかげ”である。
   懇親会の席上では、皆さんからの質問にお答え戴いた。 当会の顧問である、富樫利男氏には現役時代、大変お世話になったとのこと。














































       
繊維業界は今どうなっているのか 平成29年3月16日 
                          
ファッションビジネス学会会員 二丸 雄策 氏 
ファッションビジネス学会理事福永成明先生が緊急な用件が入り講演不可能となり、安東副理事長から緊急依頼を受け
ピンチヒッターとして引き受けた次第です。
 
 昔から我々生活者にとって不可欠のものは衣、食、住であることは誰でも言葉では判っている。衣料品も自分の好みで、いろんな店で購入し、着用しているのが現状である。

 衣料品(アパレル商品)の生産.流通の仕組みはどうなっているのか?図表にてその全体像を川上(合繊メーカー・綿・毛紡績・生地メーカー・染色整理・生地専門商社)

川中(アパレルメーカー・網立・縫製メーカー)

川下(小売業・デパート・専門店。量販店・通信販売)と複雑な流通構造になっていることについて、理解していただきたいと思う。

 合繊メーカー(ポリエステルetc)、輸入した綿、ウールを綿毛紡績会社によって紡績糸にされ、その原糸が繊維産地にで織物にされ生地専門商社を通じてアパレルメーカーに販売され、アパレル商品として製品化される。アパレルは自社のブランドの企画にデザイン、生地、柄などの付加価値を付け日本の主要なアパレル縫製産地(国内、海外)にて製品化され、小売業にて販売されるのである。(以上資料配付済み)

 伝統に培われた日本の繊維産業の過去の経験から、国際化、情報化、成熟化のなみには乗れず、川上、川中、川下共 厳しい状況下にある。

 コストを省き合う昨今の競争を見ていると時代の変わり目の混乱に乗じたところがある。このままだと消費量は増え金額は減少しゴミ倍増といった結果に結びつきかねない。

 今後の環境問題への取り組みとしてリサイクル運動など日本の生産・流通に取り組む課題が次第に明らかになってきた。

小売業界を見ると、代表的な百貨店、量販店も閉鎖せざるを得ない店舗も増え、アパレルも統合、合併が続いている。

一方 ユニクロ(ファーストレテイリング)、しまむら等 不況の中で快調に業績を伸ばしている企業群がいる。それがSPAと呼ばれる企業群である。SPAとはSpscialitystoreRetailer of PrivateLabelAparel という言葉の頭文字をとった造語である。自分で作った独自の商品を自分の店舗で売る。

① 創造性 デザイン性に富む商品開発

      ② 自らのリスクで生産

      ③ 価格決定権を持つ

      ④ 店頭でコーディネイトされた演出

      ⑤ 知識ある販売員が第一級のサービスを提供する小売業を「製造小売業」「SPA」である。

これに属する、青山商事 アダストリア AOKI ユナイテッドアロウ TSI 等アパレル業界上位10社中7社である。

従来のアパレルはワールドが3位 オンワード樫山4位 ワコール6位で3社のみである。

 今後 IT革命の時代を迎え、アマゾン、楽天、等 通信販売の急激な伸張が到来しており、これからの業界も大きく変革の時代を迎えるでしょう。

 講演会資料として、参加者には「日本の産地概要」「日本の主なアパレル産地」「アパレル商品の生産・流通の仕組み」の3部が配布された。

 






































 

平成29年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月16日   東京薬科大学教授
井上みち子 氏
 正しく安全に
   薬を使っていますか
 第2回  6月23日    樹童音楽院代表
 岡本 樹童 氏
 尺八
  プロの演奏を聴く
第3回  9月16日    目白大学教授
 
辻端 敏彦 
 少子高齢化社会で
    高齢者の活きる道
 第4回  11月17日   バンドマスター
 大沼 孝太郎氏
 ウクレレコンサート .


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  















































「こーたろう」ライブ ウクレレコンサート
                       大沼孝太郎

                                 平成29年11月17日  偕行社
 
 大沼孝太郎&ウクレレ.アンサンブル.ライブ.を11月17日に開催した。音楽はジャンルを問わず聞く人を楽しくさせてくれる。昼下がりの軽音楽、参加された会員.ゲスト共々、素晴らしい一時を過ごすことが出来た。快く演奏を引き受けて戴いた大沼孝太郎バンドマスター、マンドリン.唐木妙子、ボーカル.山本あや、キーボード.木頭由紀江、ウクレレ.ボーカル.板倉春江、ウクレレ.畑美津江、の楽団員の皆様に心から感謝申し上げたい。
 

 コンサートの当日は「プログラム」中心に演奏があったが、
 後半の部では堀川理事長が「琵琶湖周航の唄」イタリアのカンツォーネ「オー.ソレ.ミオ」をソロで歌い、会員の野川義男さんが、春日八郎の「別れの一本杉」を飛び入りで歌われ、すばらしい「コンサート」を終えることが出来た。






















































「高齢化社会を生きる」目白大学教授 辻端敏彦 氏
                                 平成29年9月15日  偕行社
 
 

今年3回目の講演会は915日に辻端敏彦先生にお願いし、「少子高齢化社会で高齢者が生きる道」副題として「生涯現役と高齢者の心構え」のタイトルで行われた。。

自分の専門分野ではないタイトルだ。と前置きしてのお話であったが、当会会員の高齢者は、その真只中、参考になるすばらしい講演であった。氏の講演を聴きたいと多くのゲストが参加された。欠席された会員には、先日配布された先生のレジュメの一部を掲載いたします。

 














































「プロの尺八を聴く」樹童音楽院代表 岡本樹憧
                                 平成29年6月23日  偕行社
    講師の岡本樹憧さんは 
童門会で 「なるほど楽典講座」を
受け持っている。
 童門会で楽典と演奏能力では
素晴らしいものを持っている。

演奏曲

悲しい酒
愛燦々

リンゴ追分 
 乱れ髪
  風雪流れ旅
 ダニーボーイ
 サマータイム 
 コンドルは飛んでいく

  堀川理事長のリクエストで

リンゴ追分の

斉唱で終わる。 














































       
正しく安全に薬を使っていますか平成29年3月16日
                                 
東京薬科大学教授 井上 みち子 氏 
 有効域で飲むこと。多すぎると副作用も強くなる。
副作用は薬自体の要因、使用上の要因、体の要因
年齢、性別 体重、体調、生活習慣、嗜好品等により副作用が出ます。Bの範囲内で飲むこと。
 多種類服用の問題点、食品と薬の兼ね合い、自分の年齢等、薬剤師、医師との相談は大事だし利用すべし。
催眠鎮静剤:歩行困難、尿失禁、記憶障害、視覚障害

糖尿病用薬:空腹感、脱力感、冷や汗、ふるえ
抗うつ剤:手足のふるえ、ふらつき、便秘
高脂血症用剤:発疹、かゆみ、筋肉痛               薬の説明書はしっかり読む。
血圧降下剤:ふらつき、転倒、顔面紅潮、頭痛          お薬手帳の活用 書き込み
アレルギー用薬:眠気、ふらつき、口渇、尿閉
         薬剤師の説明をよく聞く、自分の薬を理解する 服用時間はそれなりの意味があります。
食前:30分前
食後:30分以内 食物と一緒に
食間:食後2時間以上

かかりつけの医師、薬剤師を持つこと



限られた時間でしたが、きめの細かい説明を頂きました。
個々の質問は懇親会まで続き井上先生には感謝です。



近藤理事が東京薬科大学の研修生用の模擬患者をされており、







































 

平成28年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月18日 日本成功学会 代表
黒木 安馬 氏
 面白くなければ
      人生じゃない
 第2回  6月24日  TVプロデユーサー
寒河江 正 氏
 あの時僕らは
      13歳だった
第3回  9月16日  近畿日本ツーリスト
松本 益弘 氏 
 人生は旅である
 第4回  11月18日  医療法人「泰一会」
   みかじま施設長
  赤司 興正 氏
 整形外科のお話 .


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  












































       
整形外科のお話 平成28年12月1日
                                     医療法人「泰一会」みかじま施設長 赤司興正 
 121日、整形外科の専門医、赤司先生にお願いし、講演を行った。高齢になると誰もが迎える「腰痛」「膝痛」等お話を、人体模型を使っての説明であり、懇談会の席上では個々の相談に応じて戴き大変有意義な講演で会った。当会での初の医学分野の講演であり、今後機会を見て医学の世界で活躍されているドクターに講演をお願いしたいと思っている。   安東達 記
 





























人生は旅である  松本益弘 近畿日本ツーリズム 旅行部長
                                平成28年9月16日
                                 

   観光の定義  「余暇」「非日常圏」「リクレーション」三つの重なり
 Ⅰ,日本人の旅行特性の移り変わり
    1.戦後 修学旅行 職場旅行
    2.イベントとその影響 東京オリンピック。大阪万博。
    3.節約ムード 安近短に 自家用車 レンターカーの利用
    4.好景気とバブル経済 海外旅行 旅行社企画募集旅行
    5.高齢者時代とIT時代 安近短 高遠長 の2極化 ネット活用旅行

 Ⅱ、観光旅行の傾向と 関連産業
              
    1.国内旅行 周遊から 目的を持った旅行
           ドライブ旅行
           都市観光 産業観光
    2.海外旅行 リピータの増加
           LCC輸送量増大と若者の増加
           企画募集旅行は高齢者
    3.来日外国人客 東、東南アジアの経済成長と所得増加
            「観光立国」政策
           LCCの増便、地方空港の利用増加
    4.観光関連産業の課題
           旅行業者
           運送交通事業
           宿泊。飲食業
           観光対象、受け入れ地域
   旅は人を 賢者にもするし 愚者にもする。

   深く 面白く 新しい発見も含めて楽しい講演でした。ITの活用は素晴らしいものがある。
























































あの時僕らは13歳だった 寒河江 正 平成28年6月24日
                                   
 
  日本統治下の朝鮮半島の中学校で日本人少年が思わず放った「朝鮮人が朝鮮語を話して何が悪いんだ!」の一言が半世紀の時を超えて二人の少年の運命的な再会と普段着の日韓民間外交を展開している。 小さな事件は昭和20年4月。城津(じようしん)中学1年D組で起こった。当時禁止されていた朝鮮語を一人の少年が口走ってしまったのだ。「あつ、朝鮮語をしゃべった」



 級友にいじめに遭っていた朝鮮人少年を寒河江少年がかばった。朝鮮語をしゃべったのは羅(な)逸星(いるそん)少年だった。

  その直後に終戦を迎え学校も廃校に級友達もばらばらになり寒河江少年と家族はソウルに逃げ、引き上げ難民となって命からがら日本にたどり着いた。その後父のふるさと仙台から同志社大学に入学、グリークラブで青春を謳歌、卒業後、放送界で活躍、現在もテレビプロデユウサーとして第一線で活躍している。そして羅少年は韓国、延世大学教授になり天文学者として名をはせている。
  13歳で別れた二人の奇跡的な再会は41年後の昭和61年秋、金浦空港で実現する。わずか4ヶ月の中学生活の一コマを寒河江少年は忘れていたが、羅少年ははっきり覚えていて戦後、NHKの「尋ね人の時間」や日本人の知人らを通じて探し続けていたのだ。ソウルの再会は二人だけでなく当時のクラスメイト12人も駆けつけた。感動のドラマだった。以後、グリーンクラブのOB会「クローバークラブ」を主体に日韓民間交流が続いている。
  昨秋二人の共著「あのとき僕らは13歳だった」が発刊された。全編二人の対話形式で、あの時の小さな事件を皮切りに、ソ連軍の参戦、日本人の壮絶な帰国行列、朝鮮戦争、それぞれの学生時代、同志社で学んだ尹東柱などが二人の友情と少年時代の心を通じて語られている。
 その少年目線で語り合う素朴な対話が、読む人を生々しい歴史の現場に誘ってくれる。「今なら二人の記憶は、はっきりと心に刻まれている。単に二人の友情にとめてはいけない」とセピア色の染まった記憶を掘り起こし、発刊にこぎ着けた。
     「同志社タイムス」2012年2月15日号より抜粋

 プロジェクターを使ってのお話しは感動的でした。懇親会まで会話が弾む。                21名参加


















































面白くなければ、人生じゃない 平成28年3月18日
                                
 日本成功学会代表 黒木 安馬 氏
 30年間のJAL国際線管理室客室乗務員、訓練指導官を通じて、
緻密な人間観察、を通じての体験をお話しされた。
相手に好感をを持たせるには  相手を知る 認める 好きになる 
 好感を持たれる人付き合いの極意を承った。

① 禁句 「しかし」という言葉 相手を否定する、対立する言葉は
  人間関係を壊す。「なるほど」と相手を受け入れることから始まる。

② 「だから」の責任追及は止める。「だからこそ」 確認 
  原因追及をするべきである。

③ 書く、描く 絵に描けないものは実現できない。

 Jal 乗務員の指導テクニクを披露したかたちである。

 朝日生命での対人関係の勉強を思い出させるお話し、営業の本髄に関するものでした。

 黒木氏は東金にプール付きの自宅を自分の手で建設する積極性溢れる人生を送っている。

































































 

平成27年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月11日 宝井馬琴門下
川津 琴逍 氏
 早春 講談のひととき
 第2回  6月19日  日本の心を伝える会代表
小名木善行
 
 百人一首と日本人の心     
 第3回  9月18日  日本文芸家協会会員
 佐藤 早苗 氏
 特攻基地知覧始末記
 第4回  11月18日  NHK解説主幹
  板垣 信幸 氏
  「どうなるアベノミクス」 .


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  












































       
「どうなるアベノミクス」 平成27年11月18日
                                
  NHK解説主幹 板垣信幸 氏
 今回の講演会はNHK板垣氏にお願いして「日本経済とアベノミクス」について講演を行った。

 バブル崩壊後失われた20年、二度目となる安倍政権は、デフレ脱却、2%の物価の上昇を目標に掲げ、三本の矢を基本とし様々な手を打ってきているが、その現状を分析し、消費税、TPP、原発と多岐に渡っての内容であった。

90分の講演ではポイント解説であったが、続いての懇談会で会員からの質問に答えて戴き、有意義な講演であった。

 
講演会風景

 





























「特攻基地知覧始末記」  平成27年9月18日
                                
  ノンフィクション作家 佐藤早苗 氏
 特攻隊員側に立った長期にわたる取材、証言、資料に基ずく講話で戦後70年の時を経過し、
太平になれ切った今日、特攻兵、その家族、恋人等と、当時少年時代だった私は知るよしもない真実の姿を拝聴し、胸に迫るものが有り感動した。

出撃前夜、島原トメさんの経営する富屋食堂で仲間と酒を酌み交わし、娑婆との最後の夜を過ごした。
 食堂の娘、赤羽礼子さんの話、その一族の人間もょぅ等々。
 欠席された会員の皆様には、光人社発行の「特攻基地知覧始末記 特攻隊異聞」をぜひ一読されるようおすすめする。
熱演の佐藤早苗 氏
 
























































百人一首と日本人の心 平成27年6月19日
                                   
  小名木善行 氏
 タブレット端末から液晶プロジェクターで投影、わかりやすい講演会となった。
戦後70年、やっと戦後のレジュームから、GHQによって植え付けられた自虐思想からの脱出の気運が高まりつつあり、喜ばしいことである。
 1200年以上も前、このような立派な叙情詩が作られた國は日本以外にない。日本人の情緒豊かな感受性、素晴らしい国民である。大和言葉から古事記にもふれ、忘れられた日本の素晴らしさを強調した。


2  春過ぎて 夏きにけらし白妙の 
           衣干すちょう 天の香久山
 持統天皇 女帝、 自ら洗濯して 夏の初め 純白の洗濯物の向こうに、香具山が見える。 天皇が民と一緒の生活をし、民のことを第一の思う昭和天皇にも見られる慈愛の心はこの頃もあったのである。天のは夫であった天智天皇を慕って、香具山に見立てたものと思われる。

4  田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 
             富士の高嶺に 雪は降りつつ


 富士山は見えない。雪が現在進行形で降っている。当時富士山は活火山であった。その後宝永の大噴火もあった。雪の降り始めた富士山のイメージである。幻想である。

21 今来むと 言ひしばかりに 長月の 
             有明の月を 待ち出でつるかな


 「つるかな」は女性言葉である。素性法師は俗名を良峯玄利と言い、左近将監、言えば陸軍大将で、その彼が官位を捨てて出家しました。 戦地に赴き亡くなられた武士の妻あるい母の気持ちを読んだ歌です。
 すぐ帰ってくるよと言いながら戦地に行った人はまだ帰ってこない、寂しさを歌った歌です。大東亜戦争で、部下の慰霊や遺品を父母の元に届けたSKKの皆本顧問のことを思い出しました。

49 みかきもり 衛士のたく火の夜は燃えて
               昼は消えつつものをこそ思え


御垣守は皇宮警備の衛士のこと、夜のかがり火は赤々と燃え、昼は消えています。そのことを深く思っています。恋歌なら昼も消えません。皇宮警察の不動の姿勢は英国バッキンガムでも見られます。日本が先立ったようです。



 以上 4首を話題に、話に引きつけられ、時間のたつのが早い。用意した「ねづさんの百人一首」は全部売り切れて注文が出る程でした。

                     出席26名


















































早春 講談のひととき 平成27年3月11日
                                
  川津琴逍 氏
SKKとしては初めての催しでしたが、
40名参加、賑やかな講談会となりました。

朝日生命関係の参加者も多く
懐かしい会合になりました。

お礼申しあげます。
熱演の河津琴逍氏
 
東海道沼津紀行ー濡衣禅師

 駿河国に過ぎたるものが二つある。「富士のお山と白隠禅師」と謳われた白隠禅師の多くの事績の中から、人よんで「濡衣禅師」という心洗われるお話。ふとしたことから檀家の娘に手を付けた破戒坊主と非難された禅師は.......
 疑われても平常心、疑いが晴れても自然体、白隠禅師の教えを知る 一席でした。

 
  赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵徳利の別れ

 お芝居や映画にもなって赤穂義士伝の中で最も有名な古典講談のひとつ。元禄十五年十二月、赤穂義士吉良邸討入の前夜、兄の塩山伊左衛門に別れを告げんと源蔵は大雪の中、その屋敷を訪ねたが兄は留守、兄嫁は病気で逢って貰えず.....武士の心意気と、兄弟愛の美しさに触れた一席でした。. 



















































 

平成26年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月11日 イスラエル親善協会会長
 
秋山 哲 氏
中東のシリコンバレー
    「イスラエル」

 
 第2回  6月11日  元西部方面幕僚長
 
福山 隆
 
朝鮮半島の地政学
       「10則」
   
 第3回  9月13日  報道担当者
 
表 聖司 氏
 報道での出会い
        そして思い
 第4回  11月12日 北海道大学名誉教授
厚谷 襄児
  独占禁止法


* 講師名は講演内容にリンクしてます。  






























独占禁止法 独占問題を巡って 平成26年11月12日
                                
北海道大学名誉教授
  厚谷 襄児 氏
講演会風景

 SKK公開講演会
「独占禁止法」北海道大学名誉教授(安東理事紹介)

正式名称
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
出席者19名
 
第1 独占禁止法の沿革
  我が国は、戦後GHQの経済民主化政策
   昭和22年法制化
   労働組合 農地解放 財閥解体
   単独行為 私的独占 企業結合 の規制
   複数行為 再販価格拘束 優越地位の濫用行為
    具体的な事例を挙げて法改正の動きを説明

第2 独占問題に対応
 アメリカドイツの例

第3 市場を巡る思想
 オーストリア学派 シカゴ学派 ハーヴァー土学派

第4 市場メカニズムの限界
  自由市場と政府の関係 離婚できない夫婦の様、
              良い結婚は互いにミスを正し合う。

 専門問題を事例を挙げて非常にわかりやすく説明して頂いた。
 

























報道での出会い、そして思い 平成26年9月13日
                                
報道関係ニュース編集長  表 聖司 氏
         講演会風景



  沖縄戦で、渡嘉敷での集団自決が問題になり、当時、記者だった表氏は、取材の関係で皆本氏(SKK顧問)の出会。年齢を超えた交流が始まった。
 表さんは皆本さん(本渡嘉敷陸軍水上特攻中隊長)の人柄に感服して現在も交流を続けているという。

 表氏、皆本氏の懇談という形で会は進められた。

 

 戦争という大きな渦の中で、アメリカ総攻撃の中で島民の「集団自決」が起きた。

 組織の中で、個を責めることは難しい。

 沖縄島民の戦争に巻き込まれた苦しみは計り知れない。沖縄の人たちの心情を赤裸らに表氏は語る。 沖縄本島での本土批難の声は高く、厳しかった。渡嘉敷島に行くと、島民は皆本さんたちに対する懐かしさを読み取ることができた。

 大江健三郎 岩波 鉄のカーテン 沖縄ノート
情報に左項傾向は強い。

 報道人の倫理について、朝日新聞の「性奴隷」「強制連行」は事実無根である事が、朝日新聞より発表された。情報の確認、精査をいい加減にする事は、あってはならない事だ。

 最近のメディア離れ、新聞、週刊誌の購読者は減り、テレビ離れも騒がれている。

一方インターネットによる情報取得は、ますます拍車がかけられ、利益本位や、偏った情報、は敬遠され、て来る。メディアの対応が問われる。


  情報過多の時代、我々の取捨選択が問われるようになった。
























































朝鮮半島地政学「10則」 平成26年6月11日
                                
自衛隊元西部方面総監部幕僚長
  福山 隆 氏
講演会風景

 
 
 我が国の安全保障を左右する
朝鮮半島の地政学について分析提示をして頂いた。


 熱意ある講話と、プロジェクターの活用で、
快適のお話を伺うことが出来た。

 情報を制するものが勝ちを制する
国が生きる為の情報管理を強調された。
その基本は地政学と歴史から、
情報分析、将来への予測とつながる。

 チャート数は50に及んだ。
参加者29名、大勢に聞いてほしいい。

 

中国と朝鮮、ロシアと朝鮮、島国の日本
地政学から見ても、
歴史にも裏付けされています。

軍事バランスの問題も納得のいくお話でした。
北朝鮮の拉致問題の取り組みの軟化も理解できた。


 今回の講演会は 
SKK常任顧問の皆本義博氏の紹介で、
防衛ホーム新聞社の
所谷尚武氏のお世話を頂きました。

この場を借りてお礼申しあげます。

 











































中東のシリコンバレーイスラエル 平成26年3月11日
                                
イスラエル親善協会会長
  秋山 哲 氏
講演会風景
 
 イスラエルの全く違った顔の紹介です。

イスラエルは今中東のシリコンバレーとして世界から注目を集めております。ITバイオなど先端技術開発とそれを担うベンチャービジネスが排出しています。その優れた技術と起業家精神旺盛な技術者の群れに引き寄せられて米国を始め世界の企業が研究開発拠点をイスラエルに設け世界にその技術成果を広めています。

 中国も韓国もイスラエル企業を買収したり、あるいは提携して、自国の成長、発展のバネにしようとしています。
 日本はなぜか「中東のシリコンバレー」に無関心を装って来ました。市場の広さでは無く、技術革新に目を向けるべきです。


 イスラエルは1948年に国家として独立しましたが、その歴史は旧約聖書の紀元前数千年に及びます。

穏やかでわかりやすい口調で話され、改めてユダヤの歴史、にも触れることが出来ました。



 出席者30名、秋山先生は懇親会にも参加されて和やかな一時を過ごしました。

 


















































 

平成25年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月19日  産経新聞編集委員
 
大野 敏明 氏
 本気で
   防衛論議を

 
 第2回  6月21日   慶応大学名誉教授
  宮家 準 氏
 
 遊びとしての旅
   
 第3回  9月10日  真打ち
  柳家 甚語楼 氏
 古典落語
 第4回  11月15日  帝京大学教授
  志方 俊之 氏
 危機、和ボケ日本に迫る


* 講師名青色は写真等の説明にリンクしてます。  

















































危機!平和ボケ日本に迫る 平成25年11月15日
                                
帝京大学法学部教授
  志方 俊之 氏
         講演会風景
 
  液晶プロジェクター活用のプレゼンテーションは非常に効率的である。快適に講演を進行させ、非常にわかりやすかった。
 レジメを手配いただきわかりやすい講演となった。

 今回は偕行社の計らいで会誌「偕行」にも掲載いただき、ゲストの参加者が会員数を超えて参加いただいた。
 ありがとうございました。

                     参加者 32名
  講演要旨
危機 平和ボケ日本に迫る(危機管理)
1.国家にとっての脅威について概略、国際的な脅威
 の説明があり、損得として考えられないものに
 教育 先進技術 防衛の問題を提起された。
2.これからの安全保障
 20世紀 革命と戦争 植民地主義 殺戮戦争
 21世紀 格差拡大 是正闘争
  核保有の格差、資源産出国の格差、高度技術の
 格差、情報収集活用の 格差など価値観の共有は
 難しくなった。

 具体的には次のような現象が現れる
  国際テロリズム、大量破壊兵器、国際安全保障
   機能の限界、
  情報戦争の本格化、
  米国一国主義から多極化.地域化の時代、
  パワーシフト パラダイムシフト テクノシフト

3.我が国存立の必須要件
  1)資源の確保、自給率 エネルギー4% 
    食料40% 水 46%
  2)資源保有国からのシーレーン確保
  3)工業製品を作ること 技術、他の追従を許さな
    い高度な技術、勤勉な労働力(雇用システム
    の刷新)、安全安心な社会秩序 教育
  4)多くの國が我が国の製品を買ってくれること
   (外国の信頼)

4.脅威を考える時間軸
 1)今そこにある驚異、自然災害 大規模事故
  大規模テロ(サイバー)
 2)中期的脅威(北朝鮮のシナリオ)
  自己崩壊 大量難民の発生 軍事的挑発による
  瀬戸際作戦 金正恩の強が り、軍事的爆発 
  工作員による我が国へのテロ。
 3)長期的な脅威 日中関係

 
5.中国の高度成長 その光と影
 暴走する経済、国際化の圧力、進路発言力を
 高める軍部、劣化する社会

6.我が国は如何に対応すべきか
 ● 国家の構造改革
  我が国の歴史に見る国家構造改革
   大化の改新律令国家、明治維新 欧米を習っ
     た近代国家へ
   戦後復興、米国流な民主主義社会や経済の
     繁栄
   平成の国家構造改革 トップランナーグループ
     に
   平成維新における国家像
     道義国家 弱きを助ける尊敬される國、
     先進科学技術国家
   安全安心の大国(危機管理国家)、情報大国

 武士道精神  武士は、強くなければならない
   武士は、自分から先に刀を抜いてはならない
   武士は、弱気を助けなければならない
   武士は、為したことを恩に着せてはならない
   武士は、為した後、黙って立ち去らなければ
        ならない
 武士を 自衛隊に 日本に 置き換えて進もう。

 ● 緊急事態基本法の整備が必要

 ● 弱体な国家の情報力
    国家情報組織の強化
① 我が国の国家情報組織は?
    スパイされてもスパイはしない國
② 情報収集衛星の現状
③ 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)
④ サイバー攻撃の実態解明、
    分析結果のフィールドバック
⑤ 情報コミュニティ構成省庁(防衛省、外務省、
    警察庁、公安庁)
⑥ 拡大情報コミュニティ構成省庁(経済産業省、
    財務省、海上保安 庁、金融庁)













































本気で防衛論議を 平成25年3月19日
                                   
産経新聞編集委員
  大野 敏明 氏
      講演要旨 安全保障には軍事、文化、食料、環境、情報、資源など多様な考えがある。ここでは軍事に関する安全保障を主題にする。
 かっては国防の基本は領土、領海、領空の保全と国民の生命、身体、財産の保全であった。現在は、資源、食料、文化、情報、環境、ネットの安全の確保など広範囲になる。

 直接侵略
  政治的目的の明確化-軍事目的ー侵略の手段、規模、場所、期間、
 間接的侵略
  経済封鎖、経済制裁、独占、非合法活動、テロ、環境破壊、サイバー攻撃など 外交、治安、経済、教育、文化、宗教などのアプローチは多岐にわたる。気づかぬうちに我が意思を強要出来れば最高の成功。戦わずして勝つ。間接の侵略が多くなる。
 間接侵略の抑止力はインフラの整備、科学技術力、経済力、教育水準、治安の確保、外交力、政治のリーダーシップ、国民の意思、信念である。

 日本の安全保障は自衛隊を中心とした単独安全保障と日米安保条約による安全保障の二本立て、自衛隊は存在することによって防衛を果たしてきた。戦前の軍隊は戦争をする軍隊で会ったが、戦後の自衛隊は存在することにより防衛を果たしてきた。しかしいまは、実戦を想定する所まできている。

 戦争の態様の変化
 殲滅から占領へ、占領から消耗へ、 消耗から麻痺へ
現代の軍事は 従来型の攻撃殺戮か、
I T の二極化が進む。情報化(通信、衛星)、ネット化(通信、遠隔操作)、敏速化、ハイテク化(ロボット、無人化)、人命尊重が重要視されてきて、I T 化が加速され、人の死ぬ戦争、大国間の戦争は出来なくなってきた。
 
  第二次世界大戦レベルの戦車や野砲は果たして必要だろうか、 一方貧困兵器の火炎瓶、銃、迫撃砲、地雷、自爆テロが発生
サイバー攻撃が今後予測される。


懇親会は唄も出て、盛り上がった。





                    参加者32名








































遊びとしての旅  平成25年6月21日
                                     
慶応大学名誉教授
  宮家 準 氏
  日本宗教における旅を次の四つに分け説明があった。
Ⅰ遊魂の旅。
 回峰行 臨死体験、

Ⅱ遊幸の旅
 天照大神の旅、神武天皇の旅、弘法大師、役行者

Ⅲ遊行の旅
 宗教者が衆生教化、修行のために諸国を旅する。
勧進、回壇、山岳修行、月山、石打山

Ⅳ遊楽の旅
 社寺参拝・登拝 伊勢詣 御岳講 
  檀那 先達 御師 講 現在のツアー旅

                                       巡礼と遍路
西国三十三観音巡礼 板東三十三観音巡礼 秩父三十四観音巡礼 百観音巡礼 四国遍路
 Ⅰ,Ⅱは信仰の強い教化されたもの、Ⅲ,Ⅳは一般化されたもの、Ⅰ,Ⅲは霊山、社寺、
 Ⅱ,Ⅳは人里訪問 それぞれの傾向が見られる。
 
 日本人の旅 宗教に結びついたもの、修行の旅、困難への、限界への挑戦の姿がみられる。
感想として、遊びとしての旅より、修行の旅と受け取れた。


 懇親会に移り三宅先生も参加され、日本人の心と旅の話は続いた。


                 参加者30名































古典落語を聞く会  平成25年9月10日
                                     
真打ち
  柳家甚語楼 氏
 今回は「猫と金魚」「お見立て」の二題

















 お見立て 概要

吉原の喜瀬川花魁(おいらん)。

今日も今日とて、地方人の杢兵衛(もくべえ)大尽が
せっせと通って来るので、嫌で嫌でたまらない。

あの顔を見ただけでむしずが走って熱が出てくるぐらいだが、
そこは商売、なんとか顔だけは、
と、廓(くるわ)の若い衆に言われても嫌なものは嫌。

「いま病気だと、ごまかして追い返しとくれ」
と頼むが、大尽、いっこうにひるまず、
「病気なら見舞いに行ってやんべえ」と言いだす始末だ。

なにしろ、ばかな惚(ほ)れようで、
自分が嫌われているのをまったく気づかないから始末に負えない。

で、めんどうくさくなった若い衆、
「実は花魁は先月の今日、お亡くなりになりました」
と、言ってしまった。

こうなれば、毒食らわば皿までで、
「花魁が息を引き取る時に
『喜助どん、わちきはこのまま死んでもいいが、
息のあるうちに一目、杢兵衛大尽に会いたいよ』

と、絹を裂くような声でおっしゃって」
と、口から出まかせを並べたものだから、
 杢兵衛は涙にむせび、
「どうしても喜瀬川の墓参りに行く」
と言って、きかない。

「それで、墓はどさだ」
「えっ? 寺はその、えーと」

困った若い衆、喜瀬川に相談すると
「かまやしないから、山谷あたりのどこかの寺に引っ張り込んで、
どの墓でもいいから、喜瀬川花魁の墓でございます
と言やあ、田舎者だからわかりゃしない」
と意に介さないので、
しかたなく大尽を案内して、山谷のあたりにやってくる。

きょろきょろあたりを見回して、
その寺にしようかと考えていると大尽、
「宗旨は何だね」
「へえ、その、禅寺宗で」
「禅寺宗ちゅうのがあるか」

中に入ると、墓がずらりと並んでいる。
いいかげんに一つ選んで
「へえ、この墓です」

杢兵衛大尽、涙ながらに線香をあげ
「もうおらあ生涯やもめで暮らすだから、
どうぞ浮かんでくんろ、ナムアミダブツ」
と、ノロケながら念仏を唱え、ひょいと戒名を見ると
「養空食傷信士、天保八年酉年」

「ばか野郎、違うでねえか」
「へえ、あいすみません。こちらで」

次の墓には、「天垂童子、安政二年卯年」とある。

「こりゃ、子供の墓じゃねえだか。いってえ本当の墓はどれだ」
「へえ、よろしいのを一つ、お見立て願います」

 懇親会風景
 
 今回は32名の参加

歯切れの良い話のすすめが会場を魅了する。昔の花街の様子を知っている世代で
中に釣り込まれ知育。

今回 甚語楼師匠は懇親会の
最後までつきあって頂き
嬉しい限りである。































 

平成24年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月29日  真打
 
柳家甚語楼 氏
 「初天神」
   「井戸の茶碗」

 
 第2回  6月29日   専修大学名誉教授
  鶴田 俊正 氏
 
 規制改革と
    エネルギー産業
   
 第3回  9月26日  元共同通信社支局長等
  ジャーナリスト

  松尾 文夫 氏
 オバマ大統領が
   ヒロシマに献花する日
 第4回  11月29日  元公安調査庁長官
  石山 陽 氏
 戦後の治安情勢
         の変遷


* 講師名青色は写真等の説明にリンクしてます。  







































戦後 治安情勢の変遷  平成24年11月29日
              
元公安調査庁長官 弁護士
  石山 陽 氏
          講演風景
第一 日本の治安機関
第二 公安調査庁の組織
第三 公安調査庁の使命
第四 戦後の暴力主義破壊活動の推移
 1.暴力共産党の時代
 2.社共共闘による安保共闘時代
 3.派全学連新左翼の跳梁 連合赤軍
 4.世界的テロ、ゲリラ時代と新体制の興隆

   貿易センタービル サイバー攻撃
   日本をスパイ天国にしてはならない


 総括
 ア.暴力主義的破壊活動は、今後とも国際的、国内的に発生する。
 イ.テロ、ゲリラは「民社主義を打倒することは出来ない。
 ウ.明治維新、第二次世界大戦を経て、日本は国民のための社会主義的先進改革を天皇制護持の下に実現済み
 エ.外国の有形、無形の直接、間接の侵略に対しては、有事即応体制と共に、平素の防備体制の整備、充実が肝     要。
 オ.日本の危機は、平和維持の怠慢と 教育視点の不備による道義的退廃という内部要因から生ずる

                                          講演のレジメ概略より

 本日は石山先生の同期 陸士60期の方が11名と大勢参加され、盛会になった。  参加者34名











































オバマ大統領がヒロシマに献花する日  平成24年9月26日
              
元共同通信社ワシントン支局長 ジャーナリスト
  松尾 文夫 氏
  戦後60余年、日本とアメリカ、そして中国、韓国、微妙なくすぶりが出始めた。今回は、日本とアメリカのすれ違いを描いて日本エッセイストクラブ賞を受賞した松尾氏のお話です。

① アメリカという国を良く理解すべきである。
 武器を持つ民主主義 プラグマティズム

② 米中関係の理解

③ 日中米の安定した3国関係の構築

④ 日本による不幸な過去のケジメの努力

 戦後処理の問題。ドイツと英米の間で行われた鎮魂と和解の儀式「ドレスデンの和解」で戦後をいち早く脱却したドイツの例に習って、日本の首相による真珠湾アリゾナ記念館献花、アメリカ大統領によるヒロシマ献花、の歴史和解外交の発動が必要である。
講演会風景
 



                      参加者 31名











































規制改革 と エネルギー産業  平成24年6月29日
                                     
専修大学名誉教授
  鶴田 俊正 氏
 1997年~2012年まで資源エネルギー庁総合エネルギー調査委員を務め、電力自由化を推進、2011年閣議決定のエネルギー基本計画策定に参加されております。

 委員時代の実績を踏まえて説得力のあるお話でした。
 原発問題につきましては
CO2 25%削減の公約。 これから必要とされるエネルギー調達の必要性から、
単なる感情論では済まされない問題。代替えエネルギーの調達能力で産業経済は支えられるか。 これらを考えるて、原発の問題は考えるべきです。
 生産物である以上何%かのリスクはある。それらを乗り越えて今の産業は成り立っている。感情論で済ませてはいけない。

  民主党は官僚を有効に使ってないし、競争で培われた日本の産業技術、 民間産業、事業者も有効に活用すべきである。 エネ調の
結論もよく見て欲しい

     独断でまとめましたので間違い等ありましたらご容赦願います。
  懇親会時まで鶴田先生に参加頂きました。、先生に対する質問や意見やら活発に話が続きました。






                      参加者30名








































 

 落語家 柳家甚語楼   成24年3月26日(金)


寄席では20分程度の話になり、本格的な古典落語はなかなか聞く事は出来ない。
会場の雰囲気を寄席気分に盛り上げて師匠を迎えた。
「初天神」と「井戸の茶碗」
江戸情緒、貧乏を苦にしない正直者は日本人の誇りとも言える。気っぷの良さが伝わってくる。
井戸の茶碗は1時間に上るお熱演をを堪能出来た。
江戸の茶碗の流れを下記しました。
  屑屋で正直者の清兵衛が、清正公様の脇を「屑ぃ、お払い」と流し歩いていると、なりは粗末なものの器量のよい上品な娘に声をかけられる。招かれて裏長屋へ行くと、その父親(千代田卜斎)から、屑の他に仏像を200で引き取ってもらいたいと頼まれる。目利きに自信がないと清兵衛は断るが、「昼は素読の指南、夜は売卜をするも、長雨続きで商売ができず、加え病気の薬代として金がいるため、引き取ってもらいたい」と切願される。清兵衛は200文で引き取り、それ以上で売れた場合は、儲けの半分を持ってくると約束する。

仏像を籠に入れ、街を流し歩いていると、細川屋敷の長屋下を通りかかったところで、「おい屑屋」と若い勤番(高木佐久左衛門)に声をかけられる。「カラカラと音がするから、腹籠りの仏像だ。縁起が良い」と言い、その仏像を300文で買い上げる。

高木が仏像を一生懸命磨いていると、台座の下の紙が破れ、中から50もの小判が出てくる。中間は運がよいと喜ぶが、高木は「仏像は買ったが、中の50両まで買った覚えはない。仏像を売るくらいであるから暮らし向きも逼迫しておられよう。元の持ち主に返したい。」と言う。しかし元の持ち主が分からない。そのため、この仏像を売った屑屋を探すために、翌日から長屋下を通る屑屋に声をかけ、顔を改めていく。

屑屋達の間で、高木の顔改めが話題となる。「父親の敵捜し」とまで噂が飛び交う。そこへ清兵衛が現れて、仏像を売ったことを話す。すると、「仏像を磨いていたら首が折れてしまった。縁起でもない、これを身共に売った屑屋も同じ目に遭わせてやる。」と、おまえを捜して居るんじゃないかと脅されてしまう。

清兵衛は、細川屋敷の長屋下は静かに通ろうと気をつけるが、商売癖でつい「屑ぃ~」と声を出して捕まってしまう。首を切られるかと怯えた清兵衛だったが、高木から事の真相を聞き、千代田の元へ50両を持っていく。

千代田は50両を前にして、「仏像を売ってしまったのだから、中から何が出てきても、私のものではない」と受け取らない。清兵衛は、「この50両があれば、お嬢様にもっとよい着物を着させることもできる」と言うが、刀に代えても受け取らないと突っ返されてしまう。

清兵衛は高木へ50両を持って帰るが、こちらでも受け取るわけにはいかないと突っ返され、困り果ててしまう。裏長屋の家主が仲介役に入り、「千代田様へ20両、高木様へ20両、苦労した清兵衛へ10両でどうだろう」と提案する。しかし、千代田はこれを断り受け取らない。「20両の形に何か高木様へ渡したらどうだろうか」という提案を受け、毎日使っていた汚い茶碗を形として、20両を受け取る。

この美談が細川家で話題になり、高木が細川様へ目通りを許され、茶碗も見てみたいと言われる。汚いままでは良くないと、茶碗を一生懸命磨き、細川様へ差し出した。すると、側に仕えていた目利きが「青井戸の茶碗」という逸品だと鑑定する。細川様はその茶碗を300両で買い上げた。

高木は300両を前にして、もらうべき金ではないと困ってしまう。「このまま千代田様へ返しても絶対に受け取らないであろうから、半分の150両を届けて欲しい」と清兵衛に頼む。しかし清兵衛は「50両で斬られかかったのだから、150両も持っていったら大砲で撃たれてしまう」と断る。しかし高木に切願され、しぶしぶ千代田に150両を持っていく。千代田はまたも受け取るわけにはいかないと断るが、困り果てた清兵衛を見て、「今までのいきさつで高木様がどのような方かはよく分かっておる。...娘は貧しくとも女一通りの事は仕込んである。この娘を嫁にめとって下さるのであれば、支度金として受け取る」と言う。

清兵衛は高木の元へ帰り経緯を伝えると、千代田氏の娘であればまずまちがいはないだろうと、嫁にもらうことを決める。そこで清兵衛が、「今は裏長屋で祖末ななりをしているが、こちらへ連れてきて一生懸命磨けば、見違えるようにおなりですよ」

「いや、磨くのはよそう、また小判が出るといけない」             ウイキペデアより






































 

平成23年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月23日 (株)日本
 文化チャンネル桜代表

 水島 総
東日本大震災のため
          中止

 11月へ
 第2回  6月22日   電力中央研究所顧問
 服部 禎男
 
 人生の生存を
     目指して
   安全性と小型原子炉
 第3回  9月28日  元日本経済新聞記者
 杉島 岑 氏
 北朝鮮
    拉致されて
 第4回  11月30日 (株)日本
 文化チャンネル桜代表

 水島 総
 
 水島総の
  
「直言極言」


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  

























 

 水島総の4「直言 極言」         
     (株)日本文化チャンネル桜 代表 水島 総 平成23年11月30日(水)
講演会風景
 

国歌斉唱と東日本大震災被災者の冥福を祈り黙祷を捧げて講演会に入る。

自由、平等 博愛 を主張するヨーロッパ思想に浸り、
歴史ある日本国の伝統、誇りを忘れていないか。
米一国支配の時代は先が見え始め、EUも混乱状態
そういった中で日本はどうあるべきか
アメリカの傘の下で日本は平和を満喫してきたが。

尖閣諸島は中国の主張に押され気味で中国漁船の暴走も
ビデオは公開すべきでない、船長釈放等々、政府の弱腰が目立つ

水島氏は日本の漁場である魚釣り島へ、石垣島の漁民と一緒に同行した。
その記録はチャンネル桜で見られる。

メデアの退廃、自分の社に都合悪いことは絶対報道しない。
特定国に偏った放送
自分の都合のよいことだけ報道する。
正しい放送は国民に伝わらない。

チャンネル桜の活躍を期待したい。






























 

 北朝鮮に拉致されて         
          元日本経済新聞記者 杉嶋 岑 氏 平成23年9月28日(水)
杉嶋氏の熱演
日本経済新聞野記者として1999年6月 定年を迎え、5回目の訪朝時、帰国直前の1999年12月4日 
平城で拘束され2年2ヶ月の抑留生活を送る。全く身に覚えのないスパイ容疑。
2002年2月帰国までのお話でした。
国外において、日本人を守ると言う日本国の姿勢、対応の仕方の問題。
日本の国内事情はすべて工作員によって北朝鮮に筒抜けであり、
日本の国家の機密は手玉にとられている感じである。
氏の社会主義国家を勉強したいための北朝鮮訪問の報告が、
思いがけない所から北朝鮮に通じていた事、思い知らされる事が多かった
北朝鮮当局から、解放直前に約束させられた、
『ここでの生活については口外しない』
『共和国の悪口は言わない』
『帰国後 日朝友好親善のために尽くす』
この三つが、長く強く氏を呪縛し続けたそうです。


詳しくは同氏の著書 「北朝鮮抑留記」わが闘争2年2ヶ月 草思社 発行 をご覧下さい。

















































 

 人類の生存を目指して         
        電力中央研究所名誉特別顧問 服部禎男氏 平成23年6月22日
 熱の入ったお話 服部禎男氏

熱心に聞き入る会員

参加者50名を超え盛況でした。
懇親会の風景

服部先生は懇親会にも参加され、
参加者と親しくお話をされ、
和やかな雰囲気で終了しました。

放射線量の安全基準 ホルミシス効果
医療では10mmシーベルト/hは治療に使われ、哺乳動物では異状を見ない。100年前のショウジョウバエの実験マラーの法則が現在の基準はおかしい。学者の間でも安全基準が意見が分かれる。一般大衆を惑わす風評被害だけが一人歩きする。現在の日本は基準が明確で無いままの大騒ぎです。             
活性酸素の細胞破壊に放射線が有効な例も挙げられておるのですが。           
 日本は世界で唯一の原爆被害国です。日本の臨床例を見るべきです。

 
小型原発の問題
 原子爆弾は濃縮ウラン235の中性子による核爆発です。自然に存在するウランは238が95%、235が5%これが神の作られた自然です。
 原爆は神への冒涜を犯した上、非戦闘員を大量に殺戮しました。戦争犯罪に問われないのが不思議です。濃縮ウランによる大型原始発電はアメリカ、メジャー資本の独壇場、この圧力支配、アメリカ支配で、それ以外の原発は開発不能に追いやられてるような気がします。
 濃縮ウランを利用しないウラン238を利用した小型原発は人類に最適です。炉心1m位で、核暴走も無く、メンテナンスも優れております。アメリカの核の傘の下で日本には原発の選択の余地はないのでしょうか。政治家は見向きもしないそうですが、考えさせられた講演でした




































 

 水島総の「直言 極言」         
      (株)日本文化チャンネル桜 代表 水島 総 平成23年3月26日(金)


 東日本大震災のため中止になりました。













































 

平成22年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月26日 新しい歴史教科書を
   つくる会 会長
           
 藤岡 信勝 
 
「維新の男達」の横顔

   歴史教科書の争点
 第2回  6月25日    参議院議員
(財)日本健康
   栄養食品協会会長
 
 山東 昭子
 
 「最近想う事」
   
 第3回  9月30日  衆議院議員
 稲田 朋美
  「伝統と想像」
 第4回  11月26日
 高橋 幸雄
 「TV放送と
     著作権問題」

               


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  






























 

 「TV放送と著作権問題」         
             著作権ジャーナリスト 高橋 幸雄 平成22年11月26日(金)
    講演をする高橋幸雄さん
 映画関係、劇場関係の著作権にくらべ TV放送関係は確たるものが確立されていない。
アーカイブ等の著作権は 本などのように売り上げに応じて、作者や、監督や役者にもおよぶかどうか確立されてない問題も多いという。(映画関係では制作の時期で費用として処理済みで、けりがついていて、著作権は会社一本の所有のようだ。)

情報伝達のインターネット関係に及ぶと更に問題は多いようだ。
情報の著作権者に無断での販売も非常に問題の多い分野であることを認識した。業界の統一見解、法規制等で解決できないのだろうか。
高橋さんは絵画の分野でも活躍され、老後の生き方に参考になった。


































+













































伝統と創造 稲田朋美国会議員 平成22年10月30日
稲田議員の紹介

皆本顧問
 
1.尖閣諸島の中国漁船不法衝突の話から入る。
  政治力をむき出してくる中国に、対応能力に欠ける現
  民主党政権。外国との紛争に検察の判断としらを切る
  菅さん。政治力が必要なときに何もしない民主党を
  国民が選んだ。
2.本来の自民党は国家の主権を守る。国民の生命、
  身体、財産、領土といった国益を守る 国民と怒りを
  共有する。
  自分の国は自らが 守る。若さに似合わず根っからの
  自民党人である。
   日本古来の良さ伝統を大切に新しい日本を創造する。
  稲田さんの主論が出る。

  議員活動の忙しい中をお出で頂いた。
  沖縄集団自決の弁護士もつとめる。

熱演される稲田朋美議員

講演会風景





















 

    平成22年9月30日    










































「最近 思うこと」   平成22年6月25日
山東昭子議員
講演会風景


議員の祖先の話から
昭和40年代、田中角栄、政界入りの話
現在の政治問題
マスメデアの弊害 等
快調に話が弾む。


公演後の懇親会に参加

気さくに 皆さんとの記念撮影に応じていただいた。









































 

「維新の男達」の横顔 
新しい歴史教科書を作る会 会長 藤岡信勝氏    
                               平成22年 3月26日
    藤岡先生の熱演
  中学歴史教科書から消えてる重要人物、北条時宗、勝海舟、明治天皇、小村寿太郎。東郷平八郎、野口英世がある。
現在の 教科書の問題点として 
 1.国防問題の無視 
 2.皇室の問題の無視 
 3.中韓隷属史観  
   講演会風景

 4.西欧コンプレックス 
 5.共産思想礼賛 

 の考えが貫かれており、米国指導の姿が今でも残され、日本民族の蔑視感、自虐史観に溢れている。この教育を受けた子供達が次の日本を背負っていくことになる。
            明治維新の男達の気概は?





















         
 廃藩置県が封建制制度から現代への大きな転換であるが、現在の教科書は非常に小さく扱われている。
 「武士の自殺」に等しい改革を、弾丸一つ使わずに出来た。 西欧から見れば正に驚異である。
公に対する考え、赤貧に甘んずる思想。惻隠の情、恥の文化、長い間日本人に伝わった美徳。武士道精神があった。過去の積み重ねた文化遺産があった。
 植民地化されるアジアの中にあって、日本は 数十年の間に世界有数の国に成長した。
 尊皇攘夷思想から 幕府解体、薩摩藩、長州藩、まとめた龍馬等、国を変えた人々を、これらのことを無くして歴史は語れない。 お国自慢の出来ない、自分の国の自慢の出来ない日本人が多くなったという。    日本のホコリある考えを、子供達に是非 教えて欲しい。
 


              藤岡信勝 氏 経歴
       1943年 北海道岩見沢市生まれ
       1966年 北海道大学教育学部卒業
       1981年 東京大学教育学部助教授
       1991年 東京大学教育学部教授
       2002年 東京大学大学院教育研究科教授
       2004年 拓殖大学 日本文化研究所教授
         新しい歴史教科書をつくる会 会長
                                        参加者 37名




















































平成21年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月27日 IDE大学協会副会長
           
 大崎 仁 
 「日本の教育」
 人間文化の創造と
      最近の大学事情
 第2回  6月24日   産経新聞論説委員
 
 石川 水穂
 「拉致問題の背景と
      今後の行方」
   
 第3回  9月30日  スーパー京劇
    提唱創設者
 張 紹成 
. 「京劇と健康の話」          
 第4回  11月27
内閣安全保障室長

 佐々 淳行
 
 「国家 百年の計」
               
.


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  































 

 「国家 百年の計」 平成21年11月27日(金)


佐々先生の熱演

安保問題、安田講堂事件などの左翼活動の激しい頃、
機動隊の指揮官として活躍。
浅間山荘事件、指揮官の命がけの行動が隊員を鼓舞する等
指揮官魂の琴線に触れるお話しなど皆さんに感銘を与えました。

熱心に聞き入る会員
 
鳩山政権についての考え、国家として何を最優先すべきか
治安、防衛、外交 国民を外部から守る。金儲けの経済よりも最優先すべき問題がある。
憲法と国連憲章の問題、法的整備、人材の不足
我々国民は鳩山政権に4年間預けたのだから、道を誤らず
正しい選択をと願うばかりである。

講演に熱が入り、時間の経過を忘れるほどの熱演でした。

参加者40名、懇親会にも気持ちよく参加して頂き、
楽しい一時を過ごすことが出来ました。










































 

   スーパー京劇 平成21年9月30日    
会員 原久子さんから 講師「張紹成」氏紹介


京劇演技入りの熱心な説明
 
演技 五法 「手」「眼」「身」「歩」「法」 手の表現、眼の使い方、動き、身のこなし、歩み 
子供の頃から厳しい指導で教育され、今の芸能がある。
今、その指導に感謝していると言う。

誇張の表現、美化の表現、虚払 
演技による省略、歌舞伎のように小道具の馬を使わなくとも手振り身振りで表現する。
演技手振りを交えての説明に、実際に京劇を見てみたい衝動にかられる。
気功 健康法 実技入りの説明
 
健康でありたいと熱烈に望む人は、健康に無関心な人より、健康になれる。
心の望む方向に人は動く傾向があるようだ。
イメージを大切に、緩、急を上手に使って
気功の具体的な運動を一緒に進め、実践をに含めて楽しい勉強会になった。

懇親会にも出席されて講師の 張さんと交流が深まった。
出席者 70名 久しぶりの3室利用となった。


案内                                      
張 紹成 神田紅版 「三国志」公演 11月4日 セシオン杉並    
張紹成 演出 西遊記より「三打白骨精」 11月8日 川崎市民プラザ










































 

「拉致問題の背景と今後の行方」
産経新聞論説委員 石川水穂   平成21年6月24日
講演に熱の入る石川水穂先生

北朝鮮の最高権力者 金正日氏の家族、今後の後継者問題。
核問題、ミサイル問題と経済的貧困について
拉致問題  の3項目について詳しく話された。
聴き入る参加会員

昭和55年1月7日 「富山の誘拐未遂 外国情報機関が関与」
この産経の阿部雅美記者の記事が脚光を浴びた最初だが
各紙はあまり取り上げず、うやむやの内に平和ぼけと「自虐思想」に忘れかけられた。
北朝鮮、中国を美化する記事が世論を曲げはしなかったろうか
結論として
拉致問題は国家のありようが問われる問題であった。
国民が、国が人権に関する重大な侵害を受けながら、米の影で、何も出来ない日本は何なんだろう。

 盛り上がった懇親会風景

今回はゲストの参加も多かった。
拉致問題の劇化を考えている劇作家の野伏翔(劇団夜想会主催)氏、偕行社の方も出席された。 










































 

「日本の教育」 
(人間文化の創造と最近の大学事情)    平成21年 3月27日
講演される大崎先生


講演会 風景

日本の教育費の国からの支出が世界レベルで非常に低いのに驚かされた。
教育が我が国の将来を決める。心許ない話。
世界的に進学率は高いレベルだが、短期大学の増加等が影響しているようだ。
大卒が大衆化され中身の向上はどうなのだろうか、価値も落ちたように思われるが。





















































平成20年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月25日  国際医療福祉大学
           教授
 井上 宗迪
 「ものづくり世界一」
 第2回  6月24日   婦人問題懇話会
        所属
 樋口 恵子

  「人生100年社会」の
   初代として、
     初航海の私達
.
 第3回  9月26日  変更になりました

世界日報社編集委員
 鴨野 守
. 「戦場で発揮された
   人間愛の極地」
 第4回  11月28日 地球環境観測研究センター
  センター長
 深沢 理郎
 「地球環境問題」
               
.


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  































 

海洋観察から見た地球温暖化
【地球はどうなる】
    
地球環境観測研究センター深沢理郎) 平成20年11月28日
海洋研究開発機構 地球環境開発研究センター
IORGC(Institute of Observational Reserch for Global Channge) 
センター長 「深沢理郎氏」
講演会 風景

今後の地球環境はどうなるか、この予測は非常に関心事ですし、
地球上の生物の生存にも影響する大切な問題です。
地上、大気、海洋から数多くのデーターを得、分析し予測する、
地球環境観測研究センターの大切な仕事と知りました。


CO2による温暖化は地域主義、経済重視の環境で最悪化し、
地球規模での国際協調、環境重視が望まれる。
中国を例に出しては悪いだろうか

トライトンブイ、アルゴフロートなど最新の機器設備を多くのポイントに設置し
国際的に情報を交換、協力し合うことが重要となる

大陸が多く存在する北半球は温暖化が進んでいるようです。
ツンドラ凍土の氷解で発生するメタンガスはCO2よりも温暖効果が多いとか
この採取利用は重要のようです。


今後の我々の生命に影響を及ぼす地球環境、我々の子孫のためにも
我々個人の努力もさることながら、世界が国が大事に考えなければならない問題です。

講演会風景2
 
深沢センター長のプロジェクターを使っての分かりやすい説明に
会員一同、この仕事にたづさわる人たちに感謝の気持ちで聞き入りました。










































 

戦場で発揮された人間愛の極地
        
世界日報社鴨野 守) 平成20年9月26日
沖縄戦の記事取材の中から「人間愛の極地」を見た。
講演会 風景

自分の権利主張が中心の現在は、公正とか正義、勇気、愛情 道徳というものが無くなっている。
これを私は戦場で見ることができる。氏は言う。
沖縄での将兵と民間人の死に直面した時の人間愛を沢山見ることができた。

数千人を助けた米須氏 沖縄で示された人間性の気高さ。
重傷の兵士を背負い、急出 沖縄女性の驚くべき決断
等 幾つかの事例を話された。


沖縄で集団自決問題の訴訟中の皆本義博氏も沖縄の当時の模様をお話しされた。
氏は亡くなられた部下の遺骨を実家まで届けたり、人間愛に頭が下がります。
予定講師の急用で急遽 鴨野先生に講演をお願いしました。
気持ちよく引き受けて頂き、懇親会も最後までつき合ってくれた。
 
ご厚意に感謝致します。










































 

人生100年時代 (樋口 恵子) 平成20年6月24日
6月24日の公開講演会52名(会員36名,ゲスト16名)の参加で盛大に行われました。
講演会 風景


人生百年時代の初当事者の我々がこれを活力あるものに、
新しい道を 開いていかなければならない事、

次に少子化の問題で産後の労働環境、女性就労のM字曲線の産後の就労が難しい環境を
改善する努力が強調されました。
子孫の育成は人類の問題であり、企業の利益を脱した待遇改善を強調されました。

最後に彼女が主張されている「男女共同参画問題」を取り上げました。
性的な違いは 認めなければならないが、
社会的文化的には平等であるし、能力開発に当たっても差別してはならない
と主張されます。


樋口先生の著書販売とサイン会
 











































 

「物づくり世界一」 平成20年 3月25日
井上宗迪先生の熱弁

歴史的な観点から、精神構造の問題から、日本人の優れた精神力、知能、技術力を
日本人はもっと自信を持つべきである。誇りを持つべきである
世界に名だたる技術も元をたどれば日本が発祥である。
講演会 風景

40名の参加者が耳を傾ける。






案内チラシ













































平成19年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月29日  読売テレビ
 報道局解説委員長
 岩田 公雄
 報道.ニュースの読み方  解き明かす ニュースの裏側
 第2回  6月27日   元 財務大臣
 塩川正十郎

  日本の心と
   政界の行方
.
 第3回  9月26日  亜細亜大学教授
東中野修道
 日本人の南京占領
      について
 
な し
 第4回  11月29日  朝日生命成人病
 研究所名誉所長
  赤沼 安夫 
 生活習慣病に
 強くなるセミナー
 
ずーっと健康いつも安心
.


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  































 

ずっと健康 いつも安心          
    生活習慣病を克服する
 平成19年11月29日
赤沼安夫先生の講話


朝日生命成人病研究所名誉所長。糖尿病の権威で判りやすいお話し。
日常生活の心構えが大事であると痛感する。



懇親会 風景











































    



 

日本軍の南京占領について 平成19年 9月26日


東中野修道先生の講話

訥々と真実を語る

先生の著作の直販



懇親会風景

懇親会にも気さくに参加される東中野先生

     講演会を聞いて
 歴史という人間が生きてきた事実は一つであっても、国という政治の中では、あらゆる作戦、謀略、宣伝を使っても自国に有利にし、勝つということ。それが事実でなくとも、事実であるとしてしまうこと。今回の先生の講演内容は、台湾にまで行き、国民党の極秘文書を探され、中国の中央宣伝部がいかにして日本軍のしていないことをでっち上げたか、当時の南京の地図、そして日本軍と国民党軍の配備位置と動き、当時の海外新聞の報道事実を揚げて、詳しく説明されました。国際法に照らしての、禁止事項も揚げられ、日本軍は(それを守り、)違反してないことも話されました。
 私は日本人が日本に誇りを持ち、自信を回復するためには、何でも一方的に日本の責任という自虐的発想から脱却して、国際政治はお互い様、今も同じく各国の利益追求は変わらないという -特に欧米- 観点で客観的に見ないと、国としての独自性と誇りは保たれないと感じました。
                                               南方 記










































    



 

日本の心と 政界の行方 平成19年 6月27日
聞きやすいトーンで話が弾む 塩川先生


1945年 敗戦で日本の心はずたずたに否定されてしまった。
そこで生まれたGHQ指導の憲法、改正がやっと取りざたされてきた。
教育勅語は米国にとって驚異でどうしても否定したかったようだ。
解りやすく塩川先生の話は続く。




懇親会 風景

公演後の懇親会は 話が弾み 終了近くに
前回の講演会講師 読売テレビの岩田氏が訪れて 大分盛り上がった。










































    


 

報道.ニュウースの読み方 平成19年 3月29日
話に熱の入る 岩田講師


天安門事件の現場取材、ミャンマーのスーチン女史取材
エルサレム ベツレヘム生中継等 身を挺しての取材に
聴視者を引き込み、記者ならではの体験記に魅了された。
大勢の人に聞いてもらいたい話だった。

懇親会 風景

公演後の懇親会は 話が弾み 終了までお付き合いを頂き
非常に楽しい一時でした。










































    


平成18年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月31日  大蔵事務次官
 元衆議院議員
        他

 相沢 英之 
 日本のこれからの景気
   政治 経済の行方

       
 第2回  6月27日   
 宮内庁事務官
     内舎人

 牧野 名助

    マキノモリスケ
 「陛下
 お召し替えでございます」

  昭和天皇の日常について
  
 第3回  9月26日  (株)ヨネックス
     会長

  米山  稔
 
 負けてたまるか!

 第4回 11月29日  女優
 司  葉子
 お話
    司葉子さん


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  































 

お話/「司  葉子」 司 葉子 平成18年11月29日


講演会等はほとんどお断りしている司葉子さんがSKKの講演会に気持ちよくお出で頂き、
和やかな、楽しいお話会になりました。
嬉しく感謝申し上げます。

ビデオによる司や葉子さんの活動紹介があり、こんなにと思うほど、映画に、舞台に、テレビにと
活躍を改めて知らされました。







清楚な、クールな美しさを思っていましたが、気取らない誠実さが話の節々に現れ、
改めて、親しみを感じました。

お話会風景

俳優、女優さん達との交流、原節子さんに憧れ、尊敬し、そして同じ道ので一緒になった思い出から映画監督の話、小津安二郎「秋日和」の出演のいきさつ等話は続きます。
政治家の妻として、家庭の母として、女優生活を活動された司さんの飾らない人間味のある話に
皆さん耳を傾けました。
お話に聞き入る参加者

質問コーナーでは
美しさを保つ秘訣に、「ほほえみに勝る化粧無し」はうなずけます。
長島さんとのゴシップの話は遠い昔でPRの一助でもあったようですが、
友情を大事にする一面も知りました。。



花束贈呈

花は大好きだとか、特に薔薇の花が、会員より花束の贈呈がありました。











































 

「負けて たまるか」 米山 稔 平成18年9月26日

講演風景


新潟の一木工所から世界のヨネックスへ
生い立ちを本人からしか聞けない挿話を交えながら話される。
「ピンチがチャンス」
工場の火災。親会社の倒産等
逃げ場のないピンチが今のヨネックスを生んだとも言える。
 





































 

「陛下、お召し替えでございます」 牧野 名助 平成18年6月27日


 牧野 名助(もりすけ)氏

元宮内庁総理府事務官 内舎人ウドネリ



昭和天皇のもの廻り、
日常の生活をお手伝いするのが仕事、
40年陛下にお仕えし、
陛下の生活、優しさ
等を解りやすくお話しされた。

「結局 私は40年以上陛下に
お仕えしましたが
あれほど誠実で、公平で、飾らない方は
いらっしゃいませんでした。
私は本当に幸せだったと思います」






在りし日の昭和天皇
(天皇服着用)


昭和20年11月20日撮影
後方左 徳川侍従    
        右は入江侍従








































 

これからの景気と清治.経済の行方 相沢 英之 平成18年3月21日
相沢英之氏の紹介

昭和平成の大蔵官僚から
1973 大蔵事務次官
1976 衆議院議員初当選、以後9回連続当選
自民党調査局長、経理局長
1990 経済企画庁長官
2004 弁護士登録
解りやすい話に耳を傾ける聴講者

田中角栄氏とは官僚時代からの付き合い、裏話など日頃聞かれない話等
更に 小泉内閣の行革、民営化の話等興味を引く 
小さい政府 削減で財政改革より拡大政策の方が景気回復につながるのではないか
説得力のある解りやすい話だった。
 講演会終了後の懇親会
  
    
 





































平成17年度 公開講演会


 日 時

 講  師  

  内         容  

写   真   
 第 1回  3月25日  軍事評論家
   郷田 豊
   中国問題
 戦後60年
    「タブー」の精算

       
 第2回  6月24日 ユニテックコンサルタント
         
代表
 SKK会員

  富樫 利男
  ソ連抑留と
    今に残る爪あと
 
 第3回  9月27日  和風漫談家
  宮田洋容門下

  
宮田 章司
 江戸情緒
      売り声百景.

 第4回 12月 8日  日本テレビ
  報道局政治部長

  粕谷 賢巳
  自民党大勝の裏側
   小泉内閣
        政策改革


講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  


































 
「小泉新内閣の政策、改革」は

自民党大勝の裏側 粕谷 賢之 平成17年12月 8日
SKK理事長の挨拶と粕谷氏の紹介

解りやすい話に耳を傾ける聴講者

今回の選挙 小泉の圧勝で従来の自民党の勝利と言えるか。
小選挙区制の問題 得票率49%の与党が75%の議席をえた。小泉フィバーの結果
日本テレビ報道局政治部長 粕谷 賢之氏


小泉政権の検証
○ 民営化と金融危機の乗り越え 一方ではニートフリーター300万人
○ 政権の安定化 一方では耐震建築 少女殺人等 教育問題の不足
○ 日米関係の安定化 かたや 外交の手詰まり感            

ポスト小泉の課題は多い 07’問題
財政問題 負担増と消費税
年金改革の問題
少子化の問題
憲法改正問題
中国 北朝鮮問題
07’参議院選 問題が多い

等 非常に解りやすい講演であった。        







































 江戸売り声百景 宮田 章司 平成17年9月27日

宮田章司氏  講演風景
戦前の下町風景が浮かび 覚えのある売り声が響く

懐かしい江戸の下町情緒を満喫、飽食で身勝手な人間関係の冷えた現在から見ると
往時が懐かしい笑いと共によみがえる。
各家庭まで訪問して商品やサービスを提供する往時が偲ばれる。

宮田章司氏
宮田洋容の門下生となり、宮田陽司、章司のコンビでデビュウ
現在日本でただ一人「江戸売り声百景」和風漫談家として活躍中
   


お話の後の懇親会にも参加され浅草や下町の楽しいお話を聞くことが出来た。
        






































 

ソ連抑留と今に残る爪あと 富樫利男 
              
平成17年6月24日

富樫利男氏 講演風景

 シベリア エラブカの抑留生活はNHKテレビ ドキュメンタリードラマ「望郷」の舞台となった所。エラブカ東京都人会 代表の富樫氏の情報がこのドラマに使用されました。
 捕虜生活の内容 遺骨収集 現地の墓地管理の問題等 話は尽きない。














     駅からエラブカまでの徒歩移動、 雪の荒野を3泊4日  富樫氏 提供           













                 森林伐採と 木材運搬の作業 富樫氏 提供         
































 

戦後60年「タブー」の精算 中国問題 軍事評論家 郷田豊 平成17年3月25日

タブーとされてた事柄 精算の時
中国問題につきあまりにも知らない日本人への警告と受け取られた。

温厚な語り口で非常に解りやすかった。

  講演の要旨
1.異常な中国
①共産党一党支配
 マルクスレーニン主義を唱える資本主義国家、憲法と現実の極端な背反
②国際的非常識の横行
 政治家外交官軍人に共通
③不安定要因の顕在化

2.異常な日本
①誇りを忘れた政治家
②対中基本姿勢の揺らぎ
歴史認識3つの錯覚
 
ⅰ中国と同じ歴史認識でなければ日中友好は成り立たないと思いこんでいる間違い。原爆投下や無差別空襲は日本とアメリカは対立する認識だが日米の同盟関係は揺るがない。
ⅱ首相靖国参拝の中国からの抗議は昭和60年まで無かった。日本の新聞から、国民に対し政策として反日運動を利用か?、
ⅲ正しい歴史認識は一つしかないは間違い、歴史認識は民族の数だけある。それを他の民族や
 国家に強要してはならない。いわゆる内政干渉である。

③無責任なマスメデア 中国情報における朝日新聞の特権

3.三つのタブーの精算
①憲法改正
②教育基本法改正
③靖国参拝 日本国政府は「A~C級戦犯に年金を支払い「法務死」昭和殉難者」として靖国神社に合祀した。東京裁判 戦勝国の裁判では戦犯でも 日本には戦争犯罪者は居ないことを確認してきた。
 ドイツの場合「ナチの犯罪」として済んでいる。戦後60年日本に対してエスカレート。アジアの植民地支配から、「止むに止まれぬ戦い、アジア同胞を救う」この題目はどうなのだろうか。この期に独立したアジアの国々は日本に感謝してる国もあるという。

「その国を滅ぼそうと思えばその国の歴史を絶て」 

「百人切り」を切る(日新報道) の漫画作家 畠 奈津子さんの話がありました。
昭和12年の支那事変を戦った2人の少尉がやっても居ない「百人切り競争」の罪で
戦後 中京に裁かれ理不尽にも銃殺されたのです。そのえん罪に対し
同じ日本人が何とも非常に冷酷だった。(前書きより)

































平成16年度 公開講演会

 日 時  講  師     内         容   写   真   
 第 1回  3月23日 元NHK解説員
 小林和男
 プーチンのロシア 
 第2回  6月22日 東京外大助教授
  飯塚正人
 イスラムとはなにか
 
 第3回  9月28日 日本テレビ元常務取締
  Eディレクター

   佐藤孝吉
 僕がテレビ屋
      サトウです

 第4回 12月9日 オリンパス(株)
 取締役最高顧問

  下山敏郎
 「世界一シェアー80%
 
内視鏡の開発と現状

* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。  





























 内視鏡開発の歴史 「世界一 シェアー80%」 下山敏郎 平成16年12月9日

 オリンパス(株)取締役最高顧問 下山敏郎氏を迎えて 内視鏡の開発の歴史 苦労話 内視鏡(ファイバースコープ)の医学界における現状及びこれからの問題等、世界のトップシェアーを確保しているオリンパスの歴史と友に詳しくお話し頂いた。
医師との連携を進めながらの開発だが、機械の方が先に進み医療技術が付いていけないような感じだ。
 この7月に自分自身が開腹せずにスコープによる手術を1日ですませた話、ビデオ実録を見ながらで迫力があった。
陸士58期 同期の方も見えて懇親会まで参加された。















































イスラームとななにか 飯塚 正人 平成16年6月22日

飯塚正人氏の熱演

東京外国語大学アジア、アフリカ言語文化研究所 助教授

今 イスラム人口は全世界の1/5 ともいわれ
国の数でも数十カ国と大きなウエイトを占めます。
外部侵略に対するジハード(聖戦)も強力

SKKは今回この問題を取り上げ60名を超える出席者
皆さんの関心が解ります。
      講演は
       1.イスラム思想の基本   
       2.コーランの思想  六信と五行
       3.予言者  アダムからムハマンド
       4.スンニ派とシーア派   
          歴史的な指導者争い

       時間が不足気味でした。

    なお 飯塚氏は 当日 NHK第一クローズアップ現代に出演されました。












































僕がTV屋 サトウです 平成16年9月28日 偕行社

飯塚正人氏の熱演

東京外国語大学アジア、アフリカ言語文化研究所 助教授

今 イスラム人口は全世界の1/5 ともいわれ
国の数でも数十カ国と大きなウエイトを占めます。
外部侵略に対するジハード(聖戦)も強力

SKKは今回この問題を取り上げ60名を超える出席者
皆さんの関心が解ります。
佐藤孝吉氏紹介

1959年一橋大学社会学部卒、日本TV入社、娯楽ドキュメンタリーの分野で、数々のヒット番組を手がける。
「ピラミッド再現計画」「アメリカ横断ウルトラクイズ」
「カルガモさんのお通りだ」「航空母艦エンタープライズ」「追跡」など
受賞はエミー賞、テレビ大賞、ギャラクシー賞、
橋田壽賀子賞など多数
執行役員専務とディレクターを同時に務める二足の草鞋は、
テレビ業界の名物。
放送中の「はじめてのおつかい」は子供達の素顔をとらえ好評。
現在は顧問、若手テレビマンの育成に情熱を注いでいる。

          文芸春秋社 刊 「僕が テレビ屋 サトーです」紹介文より
零戦の話から始まり、空母エンタープライズの話、
軽快なテンポで、おもしろく話が運ぶ。

「はじめてのおつかい」涙あり笑いありで質問も交えて
会場が一体になった感じだ
陰の努力というか、莫大な撮影、
気遣いから生まれる番組だと言うことを痛感する。

子供のしつけと、
過保護は子供の能力を摘んでしまうような気もする。
この番組は4チャンネルで正月4日に放送される。
世のお母さん方、いやみんなに見て貰いたい。

懇親会にも参加され気持ちの通ずる交流があった。

佐藤氏への花束贈呈























プーチンのロシア 小林和男 平成16年3月23日

小林和男氏熱演

70年NHKモスクワ特派員 72年東欧移動特派員
その後2度にわたりモスクワ支局長

プーチンの冷徹、合理主義の人柄が良く理解出来た。
日本の外務省はもっともっと勉強が必要だ。
プーチン氏が柔道の崇拝者と聞いて意外な一面を知る。

質問が続き時間オーバー

小林氏の新刊「白兎で知るロシア」非常に読みやすく、
ロシアを知る最適の書(鎌倉春秋社)
一読の価値あり。































































平成15年度 公開講演会

日  時  講 師   内    容 写   真
 第 1回  3月26日  衆議院議員
 西村真悟
日本
 の再生に向けて
 
 第2回  6月24日  元陸上幕僚
 監部情報幕僚

  西村 劭

 防衛改革
 
第3回  9月19日 セブンイレブン
  元社長

 栗田裕夫
 武家の商法
 第4回 12月 4日 三菱経済研究所
 常務理事

 田中 明
 デフレ不況の裏話


* 講師名紫色は写真等の説明にリンクしてます。 


















* デフレ不況の裏話 田中 明 平成15年12月4日

   三菱経済研究所 常務理事 田中 明 氏

非常に解りやすくお話しされ、なるほどなるほどで終了の時間となりました。

 共産圏の自由市場への参入、中国等の地価、人件費の格差が日本経済を圧迫してる現状、
生産人口の減少は進行中、
財政赤字の修復しがたい現状等考えると、小泉内閣の奮起が期待されます。

財政収支と 貿易収支は国の経済のバロメーター
アメリカとの相互関係等、政治と切り離すことの出来ない経済の流れ、目から鱗の落ちる感じでした。

デフレ不況脱出は遠いのかなあ?


参加者
























 武家の商法 栗田裕夫 平成15年9月15日 偕行社

栗田裕夫 氏

国内1万店余の店舗を持つセブンイレブンジャパンの
入社以降の開拓、セブンイレブンの中興の祖
武人と商人との違いをおもしろく展開
気持ちよいテンポで話された。

陸軍航空士官学校58期
戦後陸上自衛隊 師団長で退官
セブンイレブンジャパン入社 
セブンイレブン社長退任後 栗田経営顧問事務所設立。


聴講参加者



















1502 防衛改革 西村 劭 平成15年6月24日


西村氏の熱演


懇親会風景

































平成14年度 公開講演会
 日 時  講      師     内         容      写   真   
 第 1回
 3月19日  軍事評論家(防大6期)
 陸上幕僚監部防衛部
 防衛大学 教授

  
柿谷 勲夫
 国を守るとは
第2回  6月26日  電気通信大学名誉教授
 新しい歴史教科書を作る会名誉会長  西尾 幹二
 日本国民の
    歴史を語る

 
 第3回  9月25日  毎日新聞社 
  編集局編集委員

  斉藤 正利
 企業は誰が
    守るのか

 第4回 12月 3日  作家 文学新人賞
     「雪洞にて」
 芥川賞候補「蟹の町」

  内海隆一郎
  金色の
     棺の中で


* 講師紫色は写真等の説明にリンクしてます。 















k14-4  

金色の棺の中で 平成14年12月3日 内海隆一郎講演会
横山理事長の挨拶と内海氏の紹介

12月3日午後1時半より偕行社3階で実施


左より
内海隆一郎講師 担当西理事 横山理事長
演題は金色の棺の中から

藤原三代滅亡後の中尊寺金色堂の話

特に昭和初期から現在まで、僧 佐々木実高氏の
中尊寺金色堂の保存再興の話は熱が入り詳しい。


詳しくは氏の著書「金色の棺」を読まれたい。
佐々木氏は内海先生の義父


一緒に納められてた首桶の中の蓮の種は
900年近く経て、見事に開花した。

和 蓮

撮影 内海先生

当日は40名近く参加、熱心に話に聞き入った。

内海先生のホームページ
http://homepage2.nifty.com/RYUSAN/index.html
























平成13年度 公開講演会
 回
 日  時  講  師  内    容   写  真
第1回  3月28日  富士通名誉会長
 経済産業省 
 
日本工業標準調査会会長
   山本 卓真
 より豊かな社会へ 
 「IT自由自在」
 
第2回  6月22日  元外務省情報調査局長
サウジアラビア、タイ大使
 岡崎研究所所長

   岡崎 久彦
 最近の国際情勢
  と日本外交
第3回  9月12日  法学博士 
 元明治大学学長
人権教育啓発推進センター理事長
   
宮崎 繁樹
 日本の人権
  世界の人権
.
第4回 11月30日  NHK解説委員
   
山本  孝
. これからの「政局」
   はどう動くか
.































平成12年度 公開講演会
 日 時  講 師    内    容    写  真
第1回  3月28日  神話研究
 日本文芸家協会会員
 日本画家

   
出雲井 昌
 今何故
  「日本の神話」なのか
第2回  6月28日  元アサヒビール
    代表取締役

   
中条 高徳
 時代に学び、
    時代に生きる
第3回  9月26日  政策科学研究所所長
       元東京電力

   永野 芳宣
 20年後の日本を考える    (エネルギー)
第4回 11月30日
 朝日生命体操クラブ
 メキシコオリンピック
 金メダリスト

   塚原 光男

. 果てしなき挑戦




























k11 平成11年度 公開講演会
 日 時  講  師    内    容    写  真
第1回  3月28日  衆議院議員自由党
   中村 鋭一

 陽気に元気に
    生き生きと!


第2回  6月23日 元NHKテレビ体操
  
西本真寿美
 簡単な体操で
     健康づくりを
第3回  9月28日  NHK解説委員
 平野 次郎
 世界60億と日本
第4回 12月22日  元参議院議員、
 自衛隊西部方面総監

 
堀江 正夫
 アジア情勢と
   日本の進路
 



































平成10年度 公開講演会
 日 時  講  師   内     容   写 真
 第1回  3月17日  日本モンゴル
   文化協会会長

    阿部 純也 
 今何故モンゴルか ...
 第2回  6月16日  参議院議員さきがけ 
    堂本 暁子
 今後の政局と
     国民生活
...
 第3回  9月25日  NHK解説主幹 
  元モスクワ支局長
 
    小林 和男
 ソビエトからロシアへ
 第4回 12月 4日  危機管理総合研究所
           所長
 
   小川 和久
 これでいいのか日本  .....






























平成9年度以前 公開講演会
手相への招待  門脇 尚平  手相研究家  平成9年
縄文の豊かな文化とロマン  浅川 利一  日本考古学協会会員
「今」をイキイキワクワクと  杉浦 清始  カウンセラー
今後の政局   岡村 和夫  元NHK解説委員
女性から見た政界  笹野 貞子  参議院議員  平成8年
東京裁判と真の戦争犯罪人  渡辺  明  東京裁判資料刊行会
 編集主幹
時代小説を書くに当たって  高橋三千綱  芥川賞作家
「大地の子」制作に当たり  岡崎  栄  NHKエンタープライズ、
 ディレクター
これからの日本  板垣  正  参議院議員  平成7年
どうなる今後の政局  岡村 和夫  NHK解説委員
オーム真理教の背後を探る  高橋 正二  元明治薬科大学理事長
青少年問題の現状と課題  青津 和代  国際女性問題研究所講師
テレビ制作の裏側の面白さ  佐藤 孝吉  日本テレビ役員
相続をめぐる諸問題  真山  泰  弁護士  平成6年
幸せをつかむ道  今井 真吉  ベニアグループ会長
カンボジアのPKOを指揮して  石下 義雄  二等陸佐
桶狭間の信長に学ぶ   後   勝   東洋紙業特別顧問
妻と尊厳死  東 富士男  SKK元理事長  平成5年 
絵画鑑賞の仕方  横山 了平  東京学芸大学教授
 ビルマを巡るアジア情勢  後  勝   SKK理事